今回は、リスクについての3回目です。

その6で、リスクを認識するというのを書きました。
今回は、リスクを認識したらどうするかについてです。
まずは、悪影響を与えるリスクについてです。

悪影響を与える可能性があるわけですから、このリスクが起こらないことが一番いいですよね。
でも、起こらないことを期待するだけで何もしないのは運任せになってしまいます。

せっかくリスクを認識したのですから、起こらないように何かできることはないか考えたいですよね。
とは言っても、リスクは外部要因が多いですから、自分で起こらないようにするのは難しいです。

では、どうやって考えて行くか?

まずは、以下のことを一つひとつのリスクについて考えてください。
①そのリスクが発生する可能性(発生確率)はどの程度か?
発生の可能性、大・中・小の3~5段階程度で決める
②そのリスクが発生したときの被害量はどの程度か?
金額、時間、作業量が増える、他組織への影響、などを考えます

次に、①②を見て以下に分類します。
a 発生しないように事前に対策を実行する必要があるリスク(発生確率を下げる)
b 被害量を軽減する対策を事前に実行するもの
c リスクが実際に発生するまで何もやらない(事前対策をしない)

被害量が大きいときには、aまたはbに分類することが必要です。
cの場合には、発生したときにどのように対処するかを事前に考えておきます。

次に、abの事前対策を具体化して実行に移します。

事前対策を考えるのは難しいかもしれませんね。
でも、諦めずに少しでも効果のありそうな方法を考え出すことを繰り返していくことで、より効果のある策を考えられるようになっていきます。
「諦めず、地道に、粘り強く」取り組むことが大切です。

余談ですが、
リスクの発生の可能性を遅らせる策の実行という方法も状況によってはリスク対策になります。
「時間稼ぎ」的な考えですし、「時間が解決する」ということもあります。
「時間が解決する」というのは、外部環境が変化することで当初リスクであったことがリスクでなくなるという意味です。

次回は、良い影響を与えるリスクについてです。
説明がちょっと難しいですが・・・・ (^^;