リスクについての4回目です。
今回は、良い影響を与えるリスクについてです。

良い影響を与えるリスクは、「偶然」を期待することは構いませんが、
偶然を期待しているだけでは意味がありません。
何もやらないということは、良い影響を与えるリスクを認識できていないことと同じになってしまいます。

では、どう考えれば良いのか?

悪い影響を与えるリスク対策の一つとして、「発生確率を下げる」というのがありました。
良いリスクは、この逆を考えます。
つまり、「発生確率を高める」策を考えて実行することです。

これであれば、偶然を期待しているだけの待ち状態とは違いますよね。

発生確率を高める策を考えた後、実行に移すかどうかはその策を実行する手間と発生したときの効果のバランスで決めることが必要です。

どんなことを行えば発生確率を高められるのか?
簡単な例で説明します。

例えば、
「この仕事、Aさんにちょっとだけ手伝ってもらえれば、効率良く終わる。
でも、Aさんは忙しくて手伝える余裕がなさそうだ。」

という場合、
Aさんが勝手に「手伝おうか」と言ってくれるまで待つのは、「偶然を期待する」ことになってしまいます。

ここまで書けば分かりますよね。
そう、
「Aさんが忙しそうにしている理由を調べて、余裕をつくるための方法を考える。
そして、Aさんに手伝ってもらえるようにするために考えた方法を実行に移す。」
です。

実際の仕事はこんな単純ではありませんが、考え方は同じです。

大切なことなので、もう一度書きます。
「偶然を期待するだけでは、何も行わないのと同じ」
です。

ぜひ、良い影響を与えるリスクの発生確率を高めるということにも取り組んでみてくださいね。

「その仕事、順調に進んでいますか?」
は、今回で一区切りにします。