小学生の野球指導のお話
走塁は、3年生のときまでに、ずる賢い走塁を教えちゃってください。
低学年の守備は、まだまだヘタクソで、エラーや暴投が多いんです。
この時期に次の累を狙うという積極性を徹底的に教え込んでください。
学年が上がっていくのに合わせて、相手チームの守備も上手になっていき、少しずつ失敗する機会が増えていきます。
少しずつ失敗パターンを覚えていけばいいんです。
学年が上がってからでは遅いんです。
成功体験ができる機会が減ってきますから、
学年が上がってからでは、次の累を狙うという意識を持たせるのに時間が掛かっちゃうんです。
指導者が守備をやって、わざとエラーしてみたりして。
工夫はいろいろと考えることができますよね。
注意することは、失敗したときに決して怒っちゃいけないんです。
怒ったら、今まで教えてきたことが水の泡になっちゃうんです。
失敗しても、積極的な走塁をしたことを誉めるくらいで丁度いいんです。
5年生頃から、失敗したときの理由を説明するようにしてくださいね。
5年生ぐらいになると、理屈が理解出来るようになってきますので。
あれこれと説明するのは、相手が成長して理解出来るようになるまで待ちましょう。
決して、怒っちゃいけないんですよ。
このお話、
若手社員の指導に活かせるエッセンスがいくつもあると思いませんか?