「長所を見つける」

子ども達には無限の可能性があります。
この可能性を見つけるには、「長所を見つける」と書きました。

では、どうすれば長所を見つけることができるのでしょうか。
具体的な事例を一つ書きたいと思います。

<事例>
お世辞にも、運動神経がいいとは言えない子が入団してきました。
走るのは遅く、身体の使い方もぎこちない。
他の子ども達と比べると、身体は小さめで体力も見劣りする。
最初はキャッチボールから教えるのですが、なかなか上達しない。

典型的なベンチウォーマー、
企業の組織でいうと、目立たない、活躍する場を与えられないタイプです。

『この子にも必ず長所がある。長所を探して伸ばしてあげよう!』
っていう気持ちで接し続けたんです。

あるとき、ふと気づいたんです。
「この子、物覚えが良くて頭がいいな」って。

教えたことは出来るようになるまで時間がかかるのですが、
教えた内容をちゃんと覚えているんです。
しかも、教えた方も忘れているような些細なこともです。
さらに、教えたことを一生懸命やろうとしているんです。

「この子は、物覚えが良くて努力家なんだ!」

長所発見の瞬間です。

どうでしょう、
長所を見つけるポイントが何なのか分かりますか?

なかなか上達しないと感じたときに
「困ったな~」
「この子はダメだ」
などと考えてしまうとそれで終わりです。
長所を見つけることはできません。

「必ず長所がある」という気持ちを持ち続け、子どもの様子をしっかりと見続ける。
行動、表情、言動などすべてをです。

これを続けたことで、「物覚えが良くて努力家」という長所を見つけることができました。

では、
長所を見つけたら次に出番をつくるのですが、どうやって出番をつくればいいのか?
それは、明日書きたいと思います。